製造工程


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製造工程


1.生鳥処理工程

懸鳥

①懸鳥

生鳥に異常が無いか検査し、健康な生鳥をシャックルにかけます。

電気ショック

②電気ショック

1次側200V 1~2A  2次側 55~60V 1~2A 

電気ショックで気絶させ、オートキラーでけい動脈をカットし、放血をします。

【放血時間】
種鶏 2分37秒(4000羽/時間)
親鶏 2分07秒(5000羽/時間)

湯漬け

③湯漬け

61度で首・全体湯漬けを行います。

種鶏:1分50秒
親鳥:1分30秒

脱毛機

④脱毛機

ロトピック(たたき)脱毛機により第一脱毛をかけます。
その後、トルクピッカーNo.1による第二脱毛、トルクピッカーNo.2による第三脱毛を行います。

毛焼

⑤毛焼

毛焼バーナーによる残毛処理を行います。
仕上げトルクピッカーNo,3による第四脱毛
仕上げ毛焼バーナーによる最終残毛処理を行います。

ヘッドカッター

⑥ヘッドカッター

ヘッドカッターにより頭をカットします。

モミジ(足)カッターおよび掛換機

⑦モミジ(足)カッターおよび掛換機

モミジ(足)をカットし、プラスチック製シャックルに掛け換えます。

ベントカッター

⑧ベントカッター

ベントカッターにより肛門を切り取ります。

オープナー

⑨オープナー

オープナーにより内臓を取り出せる大きさにカットします。。

マエストロ(中抜機)

⑩マエストロ(中抜機)

マエストロにより自動で内臓を抜きます。


食鳥検査

⑪食鳥検査

食鳥処理衛生検査員による内臓の検査を行います。

・放血不良の除去


首皮取機

⑫首皮取機

首スジ切り部分から首皮を切断します。


腎臓取機

⑬腎臓取機

腎臓とブドウ状卵巣を取り除きます。


サニクリーンバードワッシャー

⑭サニクリーンバードワッシャー

中抜きと体の内部と外部を洗浄する。

チラー工程へ


2.チラー工程

予備チラー

①予備チラー

水温:15~25度
残留塩素濃度:150~200ppm

予備的に殺菌・洗浄します。

本チラー

②本チラー

水温:1.6~2.5度
残留塩素濃度:100~150ppm

本チラーで約30分間殺菌、洗浄、冷却します。

中抜と体の取り出し

③中抜と体の取り出し

ステンレス網カゴに中抜と体を取り出します。

~~中抜と体温度~~

■親鶏・・・5度以下
■種鶏・・・15度以下(種鶏メス)

重量測定後冷凍庫へ搬送

④重量測定後冷凍庫へ搬送

重量を測定し、水切り及び冷却をする冷凍庫へ搬入します。

3.解体工程

中抜きと体をシャックルに吊り下げます。

①中抜きと体をシャックルに吊り下げます。

テールの切り取りを行います。

②テールの切り取りを行います。

モモ胴体カット(切取)を行います。
③モモ胴体カット(切取)を行います。
予備切断

予備切断

胴体切断

胴体切断

左右モモ部分の切断と腰骨の切断をします。
④ 左右モモ部分の切断と腰骨の切断をします。
左右モモ部分の切断と腰骨の切断をします。

トリダスにより脱骨します。
トリダスにより脱骨します。

洗浄・殺菌します。

⑥ 洗浄・殺菌します。

残留塩素濃度30~50ppm

水切りを行います

⑧ 水切りを行います

計量・袋詰めを行います

⑨ 計量・袋詰めを行います

冷凍パンによる整形を行います

⑩ 冷凍パンによる整形を行います

冷凍棚で急速冷凍庫へ

⑪ 冷凍棚で急速冷凍庫へ

急速冷凍庫:-35度

翌日、箱詰めを行います。

⑫ 翌日、箱詰めを行います。

翌日、箱詰めを行います。

4.ミンチ工程

ミンチ室  常に15度以下に設定されています。

ミンチ室  常に15度以下に設定されています。

赤ミンチ
首皮を除いた中抜と体及び大バラシされたムネ・モモ部分(骨付き)を使用いたします。

青ミンチ
大バラシされた骨付き上半身部分(ムネ部分)を使用いたします。

ミンチ工程

ステンレス網カゴ用リフトにて、原料を選別台上に乗せ目視選別しながら原料ホッパーに投入します。

Simoホッパー

① Simoホッパー

原料を大まかに粉砕しながら骨肉分離部へ送り出します

BeeMaxポンプ部

② BeeMaxポンプ部

大まかに粉砕された原料をBeeMaxフィルター部へ送圧する

BeeMax骨肉分離部(1段目)

③ BeeMax骨肉分離部(1段目)

1mmの丸穴フィルター部でミンチ分離いたします。

フィルター全体写真

フィルター全体写真

フィルター部拡大写真(1mm丸穴)

フィルター部拡大写真(1mm丸穴)

Lima骨肉分離部(2段目)

③ Lima骨肉分離部(2段目)

1段目の分離残りを2段目で分離します。
*1段だけでの骨肉分離に比べ、製品温度の上昇が少なく、製品へのダメージが少なくなります。

1mmの丸穴フィルター

フィルター全体写真

フィルター全体写真

フィルター部拡大写真(1mm丸穴)

フィルター部拡大写真(1mm丸穴)

Limaホッパー

④ Limaホッパー

モーノポンプホッパー

⑤ モーノポンプホッパー

1段目と2段目の骨肉分離ミンチを混合します。

金属探知機及びマグネット

⑥ 金属探知機及びマグネット

マグネッティックフィルターとニッカ電測社製 R-100型による金属探知機を使用し、金属片の除去します。

金属探知機
Fe:Ø1.5mm
SUS::Ø3.0mm

マグネットNo.1 (10000ガウス)

マグネットNo.1 (10000ガウス)

三方バルブ及びマグネットNo2(10000ガウス)

三方バルブ及びマグネットNo2(10000ガウス)

三方バルブで探知されたミンチはライン外へ

自動計量機

⑦ 自動計量機

 クボタ計装社製の測量機からポリエチレン袋に10kg充填します。

急速冷凍(冷凍棚)

⑧ 急速冷凍(冷凍棚)

冷凍パンに載せ、急速冷凍します。設定温度-35度

箱詰

⑨ 箱詰

品名、重量、製造年月日、賞味期限、製造者表示ラベルを貼付する。

冷凍保存

⑩ 冷凍保存

設定温度-25度の冷凍保管庫で製品を保存します。

5.スープ原料生産工程

分割

分 割

①分割・挽肉

スープ原料は、お客様の要望により、カットや挽肉などに加工します。

分割
挽肉

挽 肉

挽肉

②計量・袋詰

②計量・袋詰

処理されたお肉を計量し、袋詰めしていきます。
*そのままスープの原料として使える紙パックに袋詰めした商品もあります。

②計量・袋詰